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Dell Inspiron 700m CPUファンから異音 スピーカーから音が出ない 修理しました。

投稿日:2012年06月07日

パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪です。
起動と同時に爆音がするということでノートパソコンをお預かりしました。
Dell Inspiron 700m 小型でスマートなノートパソコンです。
業務で使用しているため1時間でも手放すことができないということで時間的に難しい修理となります。

店頭にお持込いただけたので店頭スペースにお座りいただいてお客様と一緒に症状を確認していきます。スイッチを入れた途端にけたたましい爆音が事務所に響き渡ります。
すぐに裏の修理場にて分解します。写真をとればいいのにすぐバラすからこんな写真しかないですが、どんどん分解していきます。

ここまで分解できたらもう少しでCPUファンに到達できます。
どれだけ埃がつまっているでしょうか。
CPUファンは回転して空気を取り込みヒートシンクにその風があたりCPUを冷やしております。ですが、空気と一緒に空気中の埃も吸い込むので空気の出口のヒートシンクに埃がたまっていき出口をブロックするぐらい溜まってしまいます。
その写真ですがどうでしょうか。結構溜まっているのが見て取れます。

赤枠の部分に埃がたまっています。空気の出口のヒートシンクに溜まっています。
もちろん掃除して取り除きます。
CPUファンも分解して軸にモリブデン配合のグリースを塗りこみます。
二硫化モリブデン配合オイルと二硫化モリブデングリースの二つを独自の調合で混ぜ合わせ配合して注油します。120℃まで耐えることのできる優秀なグリースです。
お客様で直るかなーということで556のスプレーをされることがありますが、余計にひどくなるので決して556はしないでください。
独自ブレンドのグリースで見事に異音がなくなりスムーズにCPUファンが回転するようになりました。

CPUファンの問題は解決したのですが、お客様曰く音が出ないとのことなので調査します。
まずはマザーボードからスピーカーに伸びている配線を探します。
おお。あったあった。これこれ。黒・白・白・黒の4本の線です。

先をたどっていくと…
あーーーーーーーーーーーーー線が切れてる。
液晶を支えているヒンジのところで配4本の線が断線しておりました。
ぷっつり一刀両断。
ディスプレイの開閉を何度も何度も繰り返し配線が耐えきれなくなり切断されたのでしょう。



4本ともつなぎ合わせて修復するのですが、ただつなぐだけでは直ぐに切れるので配線をつぎたして長さを設けて配線しました。
こうすることでピンとはっていたのものに、たわみをもたせたので切れにくくなります。
作業は半田ごてをつかって配線をつなぎ合わせて、接合部分を絶縁して完了です。

テストのために電源をスイッチオーーーーーーーーン。
ピンポンパンピンポン♪(私にはそう聞こえる)
ウィンドウズXPの起動音が鳴り修理完了です。

業務に支障をきたすので1時間でも早くとのことなので、分解診断修理まで約3時間ほどで完了させ納品することができました。
修理だけなら1時間ほどでできるのですが、ハードディスクやメモリ等の検査も入念に検査するため3時間ほど時間を要します。

夏場はパソコン内部も外気温があがるせいもあり内部もかなり高温になりがちです。
ファンが故障したまま使用すると各種部品をいためることになって最悪ハードディスクが熱でやられることもあるので見逃せない故障の一つです。
異音がする・CPUファンが回転していないようなら早めの対処が必要です。
是非ご相談くださいませ。
独自調合グリースで修理します(笑)
CPUファン分解清掃・グリスアップでも直らない場合はCPUファンを交換する必要があるので、絶対分解清掃でなおるとは100%いいきれませんが直れば分解清掃グリースアップ。
直らなければCPUファン交換で修理します。

Windows及びMacの修理の際は是非お問い合わせください。
パソコン修理のご相談・御見積のご依頼は、パソコン修理専門店 ルキテック 06-6702-1360 下記メールフォーム・お電話お待ちしております。




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