パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪です。
Mac Book Proのキーボードが壊れたとのことで宅配便を使って九州から送っていただきました。
Apple Mac Book Pro MD313J/A です。検証のためにキーボードの入力できないキーがあるかをメモ帳を開いて検証していきます。なるほどなるほど右半分に入力不可な文字がありますね。
またしてもさっそく分解してしまったので、まともな写真はないですが(汗)
おー・・・ビビビときました。さては・・・あ。(後程記載)
このキーボードに到達するためにはロジックボードおよびスーパーマルチドライブもとりはずしてやっとこさたどりつくのですが、その先にはまだ大変な作業が残っております。
ロジックボードを取り外しました。交換過程でいくとまだ半分ぐらい。
スーパーマルチドライブを取り外します。
ここまできたらあと少し。
メインイベントに到達しました。
どうでしょうか…ビスの数をみてください。なんと72本ものビスを外さないと交換できない仕様となっております。
本日はこの作業が2台あります。72本を取り外し、また72本のビスを取り付ける。それを2セット288回うぉ・・・魂抜けるわ。
っていってもエクトプラズム化している暇もないのでひたすら作業。ビスっていっても、ものすごく小さな一番ビスです。
外しにくいし付けにくいときたもんだ!
外し終わった図。もうバラバラ。到達しきりました。
本体のフレームだけになって液晶パネルがフレームの下に見えます。
このフレームは1枚のアルミ板から削りだして成形した「ユニボディ」を持つMacBook Proなんです。質感といいデザインといい素晴らしい。
組み立て終わりましたが、ビビビと来たのでお客様に事情を聴くとジュースをこぼしたとのこと…(滝汗
Appleさんの水没修理の御見積は11万円オーバーだそうです(お客様曰く)
私は自分で修理するのでAppleに修理代を聞いたことがないので幾らかかるか知りませんが、高いですね…。
分解のために裏蓋を分解した途端に見えたのですがロジックボードが腐ってました。
ロジックボードを洗浄しました。
キーボード交換も終わりました。
洗浄及びキーボード交換で修理が完了しました。
Appleさんの御見積金額の何分の一に抑えられたでしょうか。
ロジックボードを交換せず洗浄で復活しました。
無事起動し元通り使えるようになりました。
宅配便が便利な時代で、宅配便で北海道から沖縄まで全国から、壊れたパソコンを弊社に送っていただき修理させていただいております。
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