パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪です。
パソコンに水分をこぼされたとのことで、すぐにご連絡をいただきご了承のうえお持ち込みいただきました。
東芝 dynabook Satellite L35 220C/HD です。大事なことなので先に書いておきますが、パソコンを濡らした場合は「もしかすると大丈夫かも?」と期待せず、ほぼ間違いなく損傷に至るものと考えてください。
水没は修理を急ぐため、一目散に分解します。水分が各種部品を腐食させていくので時間の問題です。パーツが細かいため、ちょっとした水分でどんどん腐食が進んでいきます。
それでは早急に分解していきます!!!(鼻息あらく)
今回のお客様は近隣のお客様でこぼされてから数時間以内にお持ち込みをいただきルキテックで修理を行いました。水没状況ですがキーボードの裏になりますが、まだ水分が水滴になって残っております。
これは先をもっと急ぎましょう!
タッチパッド部分も水滴がきてますね。来てます。来てます。
タッチパッドも分解しましたが、やはり水分が来ております。
マザーボードまで辿り着きました。一見どこも水没していないように見えますが、見ていきます。オゥノーーー(外国人ふう)
マザーボード上のICとチップコンデンサ周りの腐食が始まってます。
早っ!まだお預かりしてから数時間…
実はどうやって修理するかというと、マザーボードを取り外して洗浄を行います。
メーカーでは水没=即部品交換なのですが、ルキテックでは交換ではなく、まず洗ってみて修理を試みましょうということで修理をします。
洗うと言ってもジャブジャブ洗うのではなく入念に特殊な洗浄液で洗います。
マザーボードも水没・スイッチ基板も水没・タッチパッドも水没…
全て洗い終わって乾燥を入念に行い組み立てます。
さてこちらのパソコンは復活したでしょうか。
いざスイッチオン!勝負!いざ!
スイッチ入ったーーー(鼻息全開マックス)
喜んでいる場合では有りません…
スイッチのテスト・さきほど洗ったタッチパッドの右・左クリックが効くかどうかやCPUファンが回っているか・ハードディスクは無事かなどのテストを入念に行い水没の影響が各種に出ていないかを見ていきます。
うぉーキーボードのキーも無事全て入力できますし完璧です。
修理完了です。
今回は無事部品交換もなく修理完了です。
あとは最終検査のうえパソコンをピカピカに磨き上げてお客様に連絡です。
お客様!有難うございます!!
水没の場合は溢された位置や量にもよりますが、スイッチをいれずに的確な対処をとっていただくと復活率が上がります。
水没した場合は、電源をむやみに入れたりせずバッテリーをすぐに抜き、コンセントからもACアダプタを抜いて即座にこぼれた水分を拭きとってください。あとは「何もせず、一時間でも早く修理に出す」・・・これに尽きます。
年間通して洗浄修理は沢山いただきますが、ビール・ワイン・味噌汁・牛乳やうどんの汁など、様々です(滝汗)水没した場合はお問い合わせくださいませ。
宅配便が便利な時代で、宅配便で北海道から沖縄まで全国から、壊れたパソコンを弊社に送っていただき修理させていただいております。
急な故障の修理で思わぬ出費も宅配便の代引ご利用時クレジットカードもご使用いただけます。分割払いも大丈夫です。
Windows及びMacの修理の際はぜひお問い合わせください。実店舗を構えておりますので、お持ち込みのうえご相談もぜひお待ちしております。
パソコン修理のご相談・御見積のご依頼は、パソコン修理専門店 ルキテック 06-6702-1360 下記メールフォーム・お電話お待ちしております。