パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪です。電源が入らなくなってしまったというiMacをお預かりしました。
Apple iMac (21.5-inch, Mid 2011)MC309J/A です。
電源が入らなくなった場合は最初に電源ユニットが疑われるのですが、スイッチに3.3Vの電圧があり、テスターを当てると正常に反応しております。こうなったらロジックボードかグラフィックカード(ビデオカード)が考えられます。分解して問題切り分けを行います。
iMacにある診断切り分けLEDが搭載されているのですが、見てみましょう。
一見どこにLEDがあるのか見つからないのですが、隠れてます(笑)
Audioケーブルの下に隠れているのですが…上記をみるとLEDランプ4が点灯!ヴオ!初めてのパターンだは!と思ってしまうのですが、実は右からLED1,LED2,LED3なのですね…すぐに気づきましたよ(数分間後)
LED1から先が点灯しません。
まぁiMacでは多いグラフィックカードを疑ってみました。
取り外します。
って…簡単に取り外せないのがミソです(笑)かなり分解して、やっと取り外せます。取り外しても元に戻す必要があるので真似して戻せる自信がない人は辞めましょう…ケーブル類が多く慣れていないと接続を忘れます(滝汗)
ロジックボードの裏側にグラフィックカードが着いております。
赤枠の部分がグラフィックカードでございます。さて交換。
壊れている(であろう)グラフィックカードを取り外し交換しました。
目視ではグラフィックカードが壊れているかどうかは分かりません。
なんと、一度組み直して電源が入るかどうかみて、駄目ならまた取り外してという作業を行います…複雑なiMacロジックボードを付けたり、外したりというマゾい作業を複数回行います(笑)正直、イヤになりそうなのですが、マゾではありませんが(きっぱり否定)、テキパキこなす特性が私にはあります(笑)
さて仮組みでスイッチオーン!!!モニターも接続してませんがfanが回り、起動しました!オッケー!グラフィックカード故障で確定です!
完璧に組み立てて動作検証を行います。
組立途中ですが、グラフィックカードはどこかわかりますでしょうか?
赤枠の部分では有りません。赤枠部分の裏にあります!全く見えません(汗)これを取り外すには上記のような過程を踏まえて取り外します。
どんどん組み立てていきます。
アップルマークが出ております。
バッチリ組み立て動作検証ができましたので、ピッカピカに磨き上げます。
厳しい検品を行い動作不良がないか検査していき最後に磨きます。
前面はガラスになっており、裏表磨きます。
裏面なんて普段は磨きあげることができないので、磨きます。
上記の写真がピッカピカに磨き上げた写真なのですが、いかがでしょうか!iMacの電源が入るようになり無事修理完了です。
宅配便が便利な時代で、宅配便で北海道から沖縄まで全国から、壊れたパソコンを弊社に送っていただき修理させていただいております。
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