電源ケーブルをパソコンに差し込めません。DCジャックが破損しているため修理。当社ではこんなふうに修理します。

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DCジャックが破損していてACアダプタを差し込めない - 修理しました。

投稿日:2014年05月01日

パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪です。ACアダプタのケーブルを差し込めないとのことで、パソコンをお送りいただきました。検索エンジン対策上いちおう書いておくと、いわゆる電源ケーブルの差込口を修理してほしいというご依頼です。コネクタの故障として検索される方も多いと思いますが、正確にはDCジャックの故障ということになります。

NEC LaVie S LS550/FS1SW です。
DCジャック(差し込み口)にケーブルを差し込めないとは、どういう状態になっているのだろう?何か詰まっているのかな?DCジャックを目視で覗いてみます。

なるほど、センターピンが見当たりません。これでは差し込めても電源が入りません。こんな小さな部品が破損するだけで使えなくなるなんて、なんだか腹が立ちますよね。でも大丈夫、これくらいならすぐ直せます。まずは分解し、内部がどうなっているのか確認します。

キーボードを取り外して目的のDCジャック部分までバラしていきます。
丁寧な作業を心がけて分解していきます。焦っては行けません。
スローリースローリー。丁寧に素早く作業します(笑)

破損したDCジャックはパソコン左上部分になります。
ここまでくるともう少し。

センターピンは内部に落ち込んでいました。

DCジャックの修復で直せる場合と交換になる場合がありますが、まずは修復を試みます。修復のうえ強度テストと電圧を計り問題がなければ修復で直る旨をお客様に報告して作業を進めます。

はい、修復しました。

組み立てて動作検証を行います。
電圧を計り問題の無いことを確認のうえ、スイッチを入れてみます。
スイッチオーーーーーン!!!!!!!

バッチリ電源が入りました。さらにメモリテストやCPUテストやハードディスク検査を行い、他に問題がないことを確認できたので、修理完了です。

DCジャック修復修理完了しました。

本来はこのようにセンターピンがあります。

パソコンをピカピカに磨き上げて気持ち良くつかっていただけるように心を込めて清掃しました。バッチリ完了です。
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