ノートパソコンのUSB端子を破損。マザーボードを交換する必要があるとメーカーに言われましたが、実は簡単に直せます。

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USB端子の修理 - 破損部のみを交換すれば安上がりで確実に直せます!

投稿日:2015年03月16日

壊れたUSB端子

ルキテック橘@大阪です。ノートパソコンのUSBポートが破損して差し込めなくなったとのことで、岡山県のお客様よりパソコンを宅配便でお預かりしました。富士通 LIFEBOOK AH33/L FMVA33LB2 です。

壊れたUSB端子。プラスチックの芯が折れてます。

パソコン左側にUSBポートが2箇所・右側に1箇所。合計3つのUSBポートがありますが、すべて破損してます。内部のプラスチックが折れてます。

メーカーに相談したところ、マザーボードを交換する必要があるとのこと。新しいパソコンをもうひとつ買えそうなくらいの高額な見積費用に驚いて、当社にご連絡いただきました。

当社では壊れたUSBポートのみを交換して修理を完了します。どういったことを行なうのか、写真で解説致します!

まずは分解。USB端子とマザーボードはフレキケーブルでつながっており、サブ基板の裏に搭載されております。メーカーで修理する場合は、USB端子とサブ基板をセットで交換します。サブ基板のことをマザーボードと呼んでいるのか、本当にマザーボードも交換してしまうのかは分かりませんが。

交換のために作業にとりかかります。

故障したUSBポートを取り外しにかかります。ビスで付いているのではなくハンダで接着されています。ハンダごてでハンダを溶かして外すのですが、微妙に入り組んだ取り付け方のため、なかなか簡単には外せません。失敗すると基板が破損して、結局、メーカーに言われたように基板ごと交換しなきゃいけないことになります。

そうなんです・・・リスクが高い修理です。私達はこういう作業に慣れているのでご安心くださいませ!

趣味の電子工作レベルとは違い、この記事を読んで簡単そうに思えたからとマネすると失敗する可能性が高いのでご注意を!(滝汗)

はい、外れました。

取り外したUSBと新しいUSBポートです。

サブ基盤に新しいUSBポートを取り付けます。

・・・取り付けました。これで直ったはず。簡単ですね。

元通りに組み立てて直せているのか検証いたします。

USBマウスを差し込み検査しました。バッチリ差し込みできて問題なく動作します。

続いて、最終的な動作検証を行います。CPU検査・メモリ検査・キーボード検査・USBポート検査など。

各種検査を厳しく行い他に故障が無いことが確認できたので、修理完了です。

USBポート交換修理完了です!

感謝の気持ちを込めてパソコンを新品のようにピカピカに磨き上げます。修理のご依頼をいただき有り難うございます!!

左ポートもUSBマウスを認識しており、マウスのセンサー部が明るく光っております。
修理ができて嬉しいです。

宅配便が便利な時代で、宅配便で北海道から沖縄まで全国から、壊れたパソコンを弊社に送っていただき修理させていただいております。
急な故障の修理で思わぬ出費も宅配便の代引ご利用時クレジットカードもご使用いただけます。分割払いも大丈夫です。

Windows及びMacの修理の際はぜひお問い合わせください。大阪に実店舗を構えておりますので、お持ち込みのうえご相談もぜひお待ちしております。
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