パソコン修理及びデータ復旧専門店 ルキテック 橘@大阪です。
電源が入っても不定期に勝手に電源が切れてしまうとのことで、お持込み頂きました。
東芝 dynabook T551/58BB PT55158BBFB (ベルベッティブラック)そんなカラーがあるんだな(^_^;)
お客様と店頭でお話をしていて、量販店で相談するとマザーボード故障ですね…高額になるので買い換えられては?みたいな話になったとのことで、そこそこ高い機種だったので弊社にご相談をいただきました。経験からこの機種の故障はこれだ!とピンときたので価格をすぐにご提示して了承を得られたのでお預かりいたしました。
診断を開始します。
まず大事なのはデータ保護です!電源は入るが勝手に電源がおちるとのことでしたので、そんな状況はハードディスクには大敵です。
よって真っ先にハードディスクを外してしまい診断します。
うーむ…たしかに電源は入るが不定期に想定しないときに電源が落ちます。マザーボードかな?発熱量が多すぎておちるのかな?の永遠ループ。
結論から言いますとズバリスイッチの故障なのです。
赤枠の部分がスイッチで実際に抑える部分です。
お!また小さなスイッチだな…となるのですが、そこはルキテック!
そことはどこだ?(^_^;) 最近はその言い回しばかりブログで使ってます…
スイッチの金属疲労によってオフの信号がかってに入力されて電源が切れるのです。
どうやって修理するのよ?メーカーではスイッチ基板ごと交換で修理します。暫くは持ちますがいずれまた故障します。また発生→また修理…やってられない…。となるので、そこは長くもつように修理したいです!私もお客様の立場なら長く使いたいものです。
じゃぁ強度のあるものに変えましょう。
じゃどうするの?
スイッチを強度のあるものに交換します。
フレキケーブルの繋がった単一部品だよ?
赤枠部分がスイッチの単体部品でメーカーでもこの部分を交換して修理します。
大丈夫です。スイッチのみ強度のあるものに交換します。(下記写真の赤枠部分のみ交換)
どうやってかえるんだろ?と思われるかもしれませんね…
企業秘密です(-_-;)
載せると真似しようとやってみるかたがおられますが真似しても絶対失敗するレベルの難易度です。
修理が終わりました。
組み立ててスイッチのオン・オフを繰り返し行ないます。
問題無しです。
長時間メモリ検査を兼ねて検査をしますが、4-6時間かけて検査しても一度も電源が途中で切れることは有りません。
無事修理完了です!と言いたいところですが、そこはルキテック(またか…)
ご返却しても、他が壊れていては台無しです。
メモリ検査をはじめCPU検査・USBポート検査・CD/DVDは再生できるかなど厳しい検査を行ないます。
一人で多岐にわたる検査しても見落とさないよう検査が終わっても2人目のスタッフが変わって同じ検査をします。
そうです。メーカーと同じレベルかそれ以上の検査を致します。
時間と人件費がかかります。そうです真面目に修理しようとすると時間とコストがかかるのです。でも修理を真剣に考えて辿り着いた答えがこうなのです。
スイッチ交換も部品レベルで交換したほうが早いのです。
ですが、スイッチの赤枠部分のみの交換は時間がかかるのです。
そうです。時間とコストがかかるのです。
以下上記説明の永遠ループ(笑)
全ての検査が問題無く完了したので、お客様にご報告です。
無事スイッチ修復で修理完了です。
マザーボード交換と言われて鵜呑みにして諦めなかったお客様に感謝です。マザーボード交換の半額以下で修理が完了いたしました。
修理のご依頼をいただけたことに感謝をこめて修理完了のパソコンをピカピカに磨き上げます!
無事修理完了です。
ご返却前最後に、お客様に感謝の気持ちをこめてパソコンをピカピカに磨き上げます。気持ち良く使っていただきたく思います。
ご依頼をいただき有難うございます!
Windows及びMacの修理の際はぜひお問い合わせください。大阪に実店舗を構えておりますので、お持ち込みのうえご相談もぜひお待ちしております。
パソコンの修理のご相談・御見積のご依頼は、パソコン修理専門店 ルキテック 06-6702-1360 下記メールフォーム・お電話お待ちしております。
大事なデータも保護したまま修理します。
メールフォームも安心していただけるようにSSL対応にいたしました。通信を暗号化するので個人情報も盗み見ることは不可能です。安心してお問い合わせくださいませ。