パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪@本町です。
社内のネットワークから共有フォルダが突然見えなくなったとのことで大阪市内よりお持込み頂きました。
IODATA(アイ・オー・データ)LANDISK NAS HDL2-A2.0
ネットワークHDDです。
大事なデータが入っているとのことで、データ復旧のため初期診断を行います。
まずハードディスクの本数を調べます。
2本搭載さてています。
次はRAIDモードを調べる必要があります。
復旧させるために的確な診断が必要でうS。
HDL2-A2.0の工場出荷時のRAIDモードはRAID0(レイド ゼロ)ストライピングですが設定ではRAID1(ミラーリング)も出来ます。
どっちなんだろう…
製品の概要を見ると
とのとで超高速……RAID0 ストライピングなんですね。1TBのハードディスクが2本はいっており、ストライピングは各ハードディスクの合計容量 1TB + 1TB = 2TBが保存出来る容量になります。
診断の結果、
SEAGATE ST1000DM003 SATA接続 容量1TB 2台
RAID0 ストライピング 保存容量2TB
2台のハードディスク中、1本が不良セクター多発により
RAID崩壊し認識せず故障。
2台ともデータ復旧を行います。
RAID0は早くていいのですが、1台のハードディスクに障害がおきるとたちまちデータが見られなくなるので安全性に欠けます。
初期設定のときにRAID 1ミラーリングにしていれば、2台分の容量の半分1TBになりますが、1台のハードディスクが壊れてもまだ大丈夫なのですが、速度ではRAID0に負けます。
導入時に決めておきましょう。
購入時にNASの設定を行い使用目的によってRAID0(初期出荷)・RAID1を切り替えて使いましょう。
▲データ復旧完了後に撮影しております。
赤ランプが点滅状態です。こうなるとLANDISKにはアクセス不可能でデータ復旧が必要です。
お客様で行われた作業は、
どちらとも復旧しなかったとのことです。
弊社としてはどちらとも試してほしくは無い作業なのです。
障害がおこったときに真っ先に作業を行わず、お持ち込みいただければ傷が浅いうちに処置ができればいいのですが、何かをすればするほど傷口が開き手遅れになってしまってはいけないのです。
的確な応急処置であればいいのですが、あやまった処置で症状が悪化ってのだけ避けていただきたいところです。
▲本体上部が蓋になっておりこのように開きます。
RAID0は2台のハードディスクのうち1本でも故障すると故障してしまいます。
RAID0にするメリットはRAID1に比べてアクセスが早い・ハードディスク2台分の容量が使えます。
ST1000DM003はデータ復旧のご依頼として多くいただくメディアです。
ST1000DM003のうち1台は不良セクター無し・もう一台は不良セクター多発でした。
RAID0はデータを2台のハードディスクに分散してデータを書き込むため高速化がはかれるのですが、1台でも故障してしまうとデータがなくなってしまうため注意が必要です。
運用方法として高速化(RAID0)をとるか安全性(RAID1)をとるかなのですが、購入時の設定で運用してしまわれるのがほとんどかもしれません。
ST1000DM003 不良セクター多発の状態からデータ復旧を行い、
正常のHDDからデータ復旧したハードディスクと結合させRAID0から100%データ復旧に成功しました。
復旧したデータを保存する外付けHDDもお預かりしておりましたので、復元し納品いたしました。
NASのバックアップのご説明のうえ無事納品させていただきました。
LANDISK RAID0 データ復旧成功です。
大阪であれば出張にて商品の選定から設置・バックアップまで承ります。
パソコン修理・データ復旧のご相談・御見積のご依頼は、
パソコン修理専門店 ルキテック 06-6484-6102
データ復旧のご相談は・お見積のご依頼は、
データ復旧専門店 データハンター 0120-937-202
LINE@はじめました。
お得なクーポン配布予定です。