CMOS エラー 内蔵電池交換 修理しました。

CMOS内蔵電池が切れたとのことで、起動のたびに時計やBIOS設定にリセットがかかるため電池交換修理しました。

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CMOS エラー　内蔵電池交換　修理しました。

投稿日：2019年10月12日

パソコン修理専門店　ルキテック　橘＠大阪＠本町です。

電源をいれるとエラーがでて毎回時計がリセットされてしまうとのことで新潟県のリピーター様よりパソコン修理をお送りいただけました。ありがとうございます！

時計がくるのはもちろんBIOS設定も初期に戻ってしまうので不便際なりないのです（汗）。

お預かりしましたパソコンは
NEC　VersaPro タイプVF PC-VK17LFWL4SZK
です。

早速起動させてみましょう。
CMOS Battery Failure.
Press F2 to Enter BIOS Setup

バッテリーに問題があるのでBIOSを設定してねということです（汗）

早速分解して内蔵電池を交換します。
ひっくり返して裏蓋をあけて内蔵電池が見えればラッキーなのですが、そうかんたんには行かないのがノートパソコンです。
分解しましょう。
キーボードを取り外しても、まだ内蔵電池は見えません。
どこだー(笑)

マザーボードが見えましたが、まだ内蔵電池が見えません。
奥深くにあるんでしょうね（汗）

マザーボードを取り外しました。

もうバラバラに分解してようやく内蔵電池とご対面。
マザーボードの裏に内蔵電池がありました。

内蔵電池はCR2032でした。
電圧を測ってみましょう。

電池を外して図らなくともアースにテスター棒を突っ込んで、プラスを直接当てると測ることが出来ます。
わざわざ外さずとも測れるんですよ（汗）
初心者だったころは外して測ってましたが（滝汗）

電圧は3.049V。
これじゃだめですね。

一応外して直接測ってみました。
ダメダメですね。

新品に交換しました。
新品だと思っても長期保存していたり、不良電池だったりすると電圧が足りないこともあるので、必ず測りましょう！
新品電池ので夏は3.269Vです。
ばっちり。

もとどおりに組み立てたので、電源を入れてみましょう！

もちろん電池交換後なので、時計も狂ったままです。
日時をあわせましょう。

BIOS設定で各種項目をみて設定していきます。
初期設定に戻っているので、見落としてはだめです。
忘れちゃならないのが UEFIに切り替えないと。
Legacyのままじゃ今回はだめです。
OSによって適宜に設定しましょう！

さ。電源を入れてみましょう！
ばっちりエラーも出ずに起動しました！
内蔵電池交換完了です！

と言いたいところですが、ちゃんと組みらてているかどうかはもちろん他に故障が無いかなど厳しい検査を行います。
CPU検査・メモリ・キーボード・トラックパッド検査など厳しい検査をいくつもおこない問題がないことが確認できたので無事修理が完了です。