DCジャックコネクタ・補修交換　ACアダプタの差込口が分離　修理しました。

落下による破損のため、外装ケースとDCジャックが分離してしまい充電不可能になったとのことで修理させていただけました。

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DCジャックが大破　ACアダプタが差し込めない修復修理しました。

投稿日：2019年11月17日

パソコン修理専門店　ルキテック　橘＠大阪＠本町です。

DCジャックが破損したとのことで兵庫県芦屋市よりパソコン修理のご依頼をお持ち込みいたけました。ありがとうございます。

上から見るには普通なのですが、裏から見ると驚きます。
パソコン修理屋として、みたことのない部類の壊れ具合です（汗）

お預かりしましたパソコンは、
Lenovo ideapad 300-15IBです。

落下が原因だそうですが、DCジャック部分とボトムケースが分離しています。
結論から申し上げますと、ちぎれたDCジャックはつなぎあせて、割れたボトムケースは修復してつなぎ合わせました。

DCジャック交換・ボトムケース交換だと取り寄せに時間がかかり部品代がかなり高額になると思われます。
修復なら取り寄せなくても、つなぎわせるだけど修理が出来てしまうのです。

裏返すとDCジャック５本の配線がちぎれてます。

分解してちぎれた根本からDCジャックを取り外して修復を行います。キーボードを取り外しました。

マザーボード側からDCジャックを取り外しました。

被覆を外してっましたが見事なちぎれっぷりでした。
綺麗に半田除去をおこない新しいハンダをもります。

配線の被覆をめくって配線に予備ハンダします。

収縮チューブを入れてから半田づけします。
半田ごての熱が収縮チューブにつたわってしまうと収縮してしまい使えなくなるので注意が必要です。

収縮チューブを熱処理して仕上げました。
バッチリです。

仕上げたDCジャックを取り付けたいのですが、ボトムケースが割れているので、修復します。
パテと特殊接着剤を使って修復します。
接着剤もホームセンターやネット通販でたくさんの種類がありますが、お気に入りのものは数十種類取り寄せて使い、ようやくひとつに落ち着きました。投資って大事ですね。いままで取り寄せた接着剤は自宅で丁寧に使いました（料理番組ふうに）