Inspiron 7472 画面の開閉度合いによっては映る　画面修理しました。

Inspiron 7472 画面の開閉度合いによっては映るそうで、液晶とマザーボードをつなぐフレキケーブル交換で修理しました。

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Inspiron 7472 画面の開閉度合いによっては映る　画面修理しました。

投稿日：2020年05月07日

パソコン修理専門店　ルキテック　橘＠大阪＠本町です。

画面の開閉度合いによっては画面が映るとのことで、兵庫県のリピーター様よりパソコン修理のご依頼をおおくりいただけました。いつも有難うございます。

検証しましたところ、液晶の開閉の微妙な角度で、一瞬は映るのですがすぐに消えてしまいます。
これでは使えないので早速診断開始。
この場合は大抵液晶パネルの開閉による液晶ケーブルの破損が多いんです。
分解して交換します。

M.2のSSDとHDDが搭載されています。
まずはバッテリーのケーブルを取り外してから作業していきます。

液晶パネル本体とマザーボード側とを分離させます。
液晶パネル部分から伸びているケーブルが液晶パネルとマザーボードを繋ぐフレキケーブルです。
液晶を開閉するたびにダメージが蓄積してケーブルが中でちぎれるんですね…。

液晶の縁を覆っているベゼルを取り外します。
液晶パネルの両端は強力な両面テープで止められています。
液晶フレキケーブルを取り外そうとすると、強力な粘着テープを取り外す必要がありますが、これが結構強力でなかなか外せない…
無理やり外そうとすると液晶パネルに負荷がかかり割れてしまう可能性があるため、ソロリソロリ（和泉元彌ふう）と剥がしていきます。

液晶パネルの裏にアクセス成功！

フック式になっていて液晶パネルを取り外してからフックを外さないと外れません。
液晶パネルを剥がさないと無理なので注意です。
これまた難易度が高い作業です。
両面テープで液晶パネルが張り付いているんのですが、結構な粘着力があり慎重に取り外さないと液晶パネルを割ってしまいます。

強力両面テープを外す途中で挫けそうになり、パネルを外さずフレキケーブルを外せないか考えましたが、やはりパネルの裏側のフックがあるため正攻法で外しました。