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Dell XPS 15 L501X ノートパソコンの電源が入らない 修理しました。

投稿日:2012年08月15日

パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪です。
ノートパソコンの使用中に電源が落ちてそれ以降スイッチを押しても電源が全くはいらないといこうとでDell XPS 15 L501X 宅配便にてお送りくださりました。
有難うございます。

症状を確認するために輸送中の破損が無いかの目視チェックから入ります。DellのノートパソコンのACアダプタでLEDランプがついているのですが、そのLEDが点灯するか消灯するかで切り分けができるので、試してみました。

ACアダプタをコンセントにさしもう片方をパソコンを差し込むまではLEDランプは点灯してますが、本体に差し込むと下記のように消灯しました。
マザーボードのショートでほぼ確定です。
この症状だと直せる確率が高いので早速マザーボードを取り出して修復したいと思います。



この状態まで分解します。もう慣れっこなので苦にはなりませんが苦手な人はやめておきましょう。ビスが余ったり壊れたりします。

マザーボードを取り出して故障箇所がないか検査していきます。
デスクトップパソコンのマザーボードと違い独特な形状をしております。
デスクトップのマザーボードと違い円筒状のコンデンサーも見当たりません。ノートパソコンのマザーボードはチップコンデンサーが使われております。

不良箇所が判明しました。チップコンデンサがショートしておりました。
チップコンデンサのショートした箇所だけの交換ではなく同じ値のものはすべて交換します。そうしないとせっかく修理したのに再発する可能性があるためです。
左側がコンデンサー右側もコンデンサーです(笑)
チップコンデンサは取り替えたあとの廃棄するものを撮影しました。
一番上の段の1個がショートしておりました。

マザーボード交換してしまえば短時間で修理できてしまうのですが、部品代がなんせ高いんです。ルキテックではマザーボード修復するので時間はものすごくかかりますが、マザーボード部品代が必要ではないので安く修理できるのです。
時間がかかるときは故障箇所を調べるだけでも3時間かかったりしますが、それでもマザーボードを交換するより安くつきます(汗)

故障箇所が判明したのでハンダごてをつかって交換していきます。外したところに新しいコンデンサーを取り付けるのでハンダを片方に盛ります。

4箇所縦に並んでいる、下から2つ目が故障しておりました。4つとも新品のコンデンサーに交換します。

反対側にもハンダを盛って取り付け完了ですが、正常に機能してるかを調べながら1つ1つ確実にとりつけていくので、根気のいる作業です。

ハンダづけ完了。ここからは帰り道。

内部を清掃しながら組み立てていきます。結構CPUファンとヒートシンクに埃がつまっていることが多いので、清掃してから組み立てます。
綺麗になると風通しがよくなりパソコン本体も冷却効果が高くなり故障するリスクも少なくなりますよ。


さて緊張する一瞬がやってまいりましたが、

スイッチオン!





修理が完了して電源が入るようになりました。

ピカピカに磨いて各種動作検証を経て修理完了です。

メモリのエラーチェックから始まりハードディスクに不良セクターがないかどうかVRAMの検査やCPUファンが回転しているかなど細かい検査を経て完了です。問題がなかったので完成です。
やったー。あとは本体をピカピカに磨き上げてご返却準備。

修理完了です。

宅配便が便利な時代で、宅配便で北海道から沖縄まで全国から、壊れたパソコンを弊社に送っていただき修理させていただいております。
急な故障の修理で思わぬ出費も宅配便の代引ご利用時クレジットカードもご使用いただけます。分割払いも大丈夫です。

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