シルバーボディのiMacは構造が複雑な上に特殊工具が必要。内部パーツの故障が原因で起動しない場合、修理の専門家じゃないとたぶん直せません。

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iMac 電源が入らない・起動しない - ロジックボード交換で修理完了!

投稿日:2012年10月21日

パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪です。iMacの電源が入らないということで宅配便にて受付させていただきました。銀色のボデー(笑)のIntel CPUのiMacです。

いきなり分解するので写真はまたあらわなiMacの姿な写真からスタート。
診断のために早速分解してまいりましょう。このiMacは画面下のメモリスロット部分しかビスが無く、どこから分解していいのか悩みます。

実はシルバーボディーのiMacは特殊工具が必要。家庭にはまず転がってない特殊な工具です。お客様でどうにかしようとして裏面が傷だらけになってしまったiMacを預かったこともありますが…(滝汗)このiMacは自信がない場合は分解は諦めてください。

破損の恐れが極めて高いiMac…(苦笑)そんなiMacも手慣れたもんで、スパスパ分解していきます。

電源が入らないということは電源ユニットが真っ先に疑われるのですが、テスターであたってみたところスイッチには電圧がきてますね…。

こうなったら確証を得るために正常な電源ユニットと交換してみます。


スイッチオーーン!!!ザ・ワーーールド!!!


・・・シーン

時が止まったような静けさ。やはりロジックボードの故障で確定です。電源ユニットもテスターで調べましたが、正常な電圧が出ております。

ロジックボード交換の御見積をお客様につたえて、同意をえることができましたので、ロジックボードを交換します。

・・・って、実際はそんな簡単には交換できません。

修理屋さん泣かせの構造です。複雑怪奇!魑魅魍魎!奇々怪々!理由がわからない複雑さ(笑)

さー気合いれて一気に取り掛かります!休憩してると気が萎えそうなぐらい複雑なんです。

ロジックボードを外し終えました。

正常なロジックボードにCPU・ヒートシンク等を移植していきます。

本体下のメモリスロット部分からメモリを抜くのではなくロジックボードを取り外してから直接抜くのは変な感じがします。本来なら見ることも触ることもない状態なのですから。

今度はまたこのロジックボードを本体に組み戻します。

戻しました。

たぶんこの時点でもう直ってますが、ここから戻していくのが大変。

折り返し地点。もう一息!(ゼーゼー…すでに息切れかも)

iMacの修理がおわってもここから本番!!って作業が残っております。

iMacのガラスパネルの清掃です…これが本当に大変で大変で大変で。
空気中の見えない埃が内部にはいってしまい取り除くのに一苦労します。
携帯電話に液晶フィルムを貼り付けるのと同じ感じです。
ガラスパネルも内側から汚れていることがおおいので、磨き上げるとものすごくきれいな画面になります。
苦労して磨き上げる価値がありますよ。
綺麗になったiMacでまた長くつかっていただけると私としても嬉しいです。

修理が完了したかを検査します。スイッチオン。

よし、電源は入りました!

・・・あれ?

ぬぉ・・・

ログインパスワードがかかっていて検査できない・・・

そんな場合でも大丈夫です。(大丈夫じゃない場合もありますが)
ログインして見られたくない!ってかたもおられるとおもいますのでそこらへん配慮しております。独自な検査ツールをつかってLANポート・USBや無線LANの動作も検査します。あくまで機械的な検査なので、ログイン後の不都合はログインしないとわかりませんが(汗)

すべての検査が完了したので、修理完了です!


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