パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪です。
ノートパソコンの電源が全くはいらないとのことで、宅配便により
パソコンをお送りいただきました。
Dell Vostro 1500 でございます。
Dellと書いてデルと読むのですが、デルのノートパソコンの電源が入らない症状でまずお試しいただきたいのが、ACアダプタをコンセントに差し込んでACアダプタのLEDランプが点灯しているのを確認してからACアダプタの反対側を本体にに差し込むとLEDが消灯すれば8割の確率でマザーボード修復で修理出来ます。デルのパソコンに多い症状でございます。
こちらもLEDランプが消灯したので、マザーボード一枚状態にして検査します。いきなり分解したので、また例によってこのような写真しか有りません。
もう殆どバラバラですね。
マザーボードを目視で検査します。
ぬぉーーーーーーーーーーおおおおおお!
不良コンデンサが有りました。
赤枠の部分のチップコンデンサが欠けております。不良チップコンデンサ発見です。さてテスターで計ります。うん。不良。
交換となりますが、簡単にはチップコンデンサは交換出来ません。
テクニカルなハンダゴテ作業で交換します。(大袈裟(滝汗))
この不良コンデンサだけの交換では再発するので、同じチップコンデンサは全て交換します。修理後6ヶ月保証なので生半可な修理はしません。
マザーボード全景ですが、あちこちにチップコンデンサがついているので変えるのは大変です。なんと表があれば裏もあるのです。
そうなんです。裏も複雑です。
修復が完了して組み立てます。
真っ先にきになるのがACアダプタのLEDランプですね。
差し込みましたが、LEDランプは点灯したまま消灯しません。
さて電源スイッチを入れてみます。
電源がはいり、本体のランプも眩い光を放ち起動しました。
修理人としても嬉しい瞬間です。有難うございます!!!
あとは厳しい各種検査を行います。
キーボードのすべてのキーが入力できるか、各種USBポートが機能しているかなど検査をして問題が無いことを確認できて初めて修理完了です。
マザーボード修理完了です。
宅配便が便利な時代で、宅配便で北海道から沖縄まで全国から、壊れたパソコンを弊社に送っていただき修理させていただいております。
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