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SONY VAIO VGN-FS33B 電源が全く入らないノートパソコン修理しました。

投稿日:2011年11月11日

パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪です。
ある日突然スイッチをおしても反応がなく起動しなくなったとのことでご連絡をいただきました。ご検討のうえ兵庫県からお持込いただきました。SONY VAIO VGN-FS33B でございます。

お客様とともに症状を確認していきながら確認していきます。電源スイッチを押したのですが、反応なし。ACアダプタをテスターではかり規定の電圧が出ているかを確認しましたが問題なし。お預かりして診断することになりました。

この機種は底の面をひっくりかえして分解していきます。電源が入らない原因をさぐるべくマザーボード一枚状態にします。

どこの回路がおかしいのかテスターをつかって調べていきます。
ヒューズが切れていないか、目視でおかしい個所がないかなどを丹念に見ていきます。
これは!といぐらい目視でも分かりやすいときはわかりやすい個所が故障している場合もあります。
しかーし…本日はなかなか手ごわい…目視でも不良個所がまったくわかりません。
拡大鏡を片手にマザーボードをくまなくさがしますが目視では無理でした。

お。

ありました!!
この六個集合したCPUファンのコネクタに近い場所のチップコンデンサの1個がショートしておりました。
たった一個のチップコンデンサがショートしているだけで電源がはいらなくなるのです。
一個だけ交換で完了ではありません。
集まった6個のコンデンサを交換して完了ではありません。
え?と思われたでしょうか。
実はこのチップコンデンサと同じ容量がつかわれているチップコンデンサは基板上のすべてのものを交換しなくてはなりません。
再発防止のためなんですよ。

今回は特にこの六個チップコンデンサのかたまった箇所の交換に手をやきました。
半田ごてを使って除去及び修復を致します。
チップコンデンサの間隔がせまく6個もならんでいるので半田ごてを隙間に差し込みにくく交換に時間がかかります。
取り除くのは取り除けましたが次に取り付けるため半田を盛るのに時間がかかりました。
半田づけしようとすると隣の半田がとけて取れます。
またつけようとすると隣のチップコンデンサと半田がくっつきます。
あぁ…もう…またかよ…とか言いながら根気よく作業(笑)

テスターで一つ一つ交換の度に調べてうまく交換できているのか確認しながらの作業をへて部品交換をおこないます。
上記写真は交換後の写真です。

メーカー修理は効率をもとめるのでマザーボードの修理は行いません。
マザーボードごとの交換で修理をおこないます。
恐らくSONYなどのメーカーは一日の修理台数なんて100や200台じゃきかないでしょうからマザーボード修理なんてしてたら
間に合わないでしょう。
なぜ弊社は交換ではなく修理できるものは修理するのかというと、マザーボードの部品って高いんですよ…
お客様にそのまま請求がいくので部品代の高いマザーボード交換するとそりゃ高額請求になります。
しかし弊社のマザーボード修理ならマザーボード部品代より安く修理できます。
なので弊社は非効率ですが一台一台マザーボード修復で直せるものは修理します。

修復が完了しテスターで計っても回路に問題がないことが確認できたので組み上げていきます。
さて緊張の一瞬。
電源スイッチを押して起動するかどうかの緊張の一瞬でございます。

電源がはいるように修理ができました。

電源がはいってランプにも灯りがともり暖かさを感じます。
無事起動ができるようになり各種テストを経て修理完了です。

パソコンの故障の際は是非ご相談くださいませ。
故障じゃなくても「パソコンの動作が遅いけどどうにかならないか?」などのご相談も大丈夫でございます。
最近はやりのSSDの交換なんてのも承っております。

パソコン修理のご相談・御見積のご依頼は、パソコン修理専門店 ルキテック 06-6702-1360 下記メールフォーム・お電話お待ちしております。


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