USBポートの反応が悪い　端子のみ交換　パソコン修理しました。

反応の悪いUSBポートのみ新品に交換して修理しました。マザーボード交換しなくて安く修理が可能です。

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USBポートの反応が悪い　端子のみ交換　パソコン修理しました。

投稿日：2020年06月11日

パソコン修理専門店　ルキテック　橘＠大阪＠本町です。

USBポートの反応が悪いそうで、パソコン修理のご依頼を大阪府泉大津市よりお持ち込みいただけました。
ご依頼を頂きありがとうございます。

dynabook KIRA V632 V632/26HSをお預かりしました。

USBポートは合計３箇所あるそうですが、2ポートの反応が悪く、USB LAN変換を使っているとインターネットがつながらくなったりするそうです。
他店の修理屋さんに相談されたそうですが、マザーボードまるごと交換になりますね…と言われたそうです。

マザーボードのまるごと交換なんて勿体ないです。
壊れた不具合のあるUSBポートのみ新品に交換修理します。

USB　３ポートともUSB3.0でした。
USBポート交換のため、パソコンを分解します。

本体左側のUSBポートはマザーボードと一体になっております。
マザーボードに9本と4本のアースで合計13本の端子がマザーボードにガッチリついています。
これをどうやって取り外すかというとホットエアーで取り外します。

380度のホットエラーで２分で取り外しました。
温度の設定を失敗するとマザーボードを壊してしまいます（汗）。
温度が低いと何分たっても取り外せないし、温度が高いと周りのパーツまで取れてしまったりマザボードが曲がったりしてしまいます。
再起不能になっては何のための修理かわからないので、温度管理はきっちりばっちりやりましょう。

反対側のUSBポートはサブ基板についています。
ホットエアーを使ってUSBポートを取り外しました。
こちらも380度で２分程度です。
新しいUSBポートをハンダごてをつかって取り付けて交換します。

周りにプラスチックのパーツがあるのですが、ホットエアーがこんあところに風があたると溶けていしまいます。
結構簡単そうにブログに掲載していますが、あまり真似はしないほうが得策でしょう（汗）

USBポートの中のプラスチックはもともと黒色でしたが青色になりました。
色にはこだわらないとのことだったのでオリジナルとは変わりましたが、青のUSB 3.0ポートに交換しました。

左側は青色と黒色のコラボ（滝汗）
マウスを差し込みテストします。

USBマウスもバッチリ反応しました。
ひっくり返すと赤く眩しくLEDが光ってます。

取り外した不良USBポートです。
形も違います。
高さや長さ形状も異なります。
そうなんです…メーカーは好きなように基板設計をするので箇所によりUSBポートの形も変えてきます。
なので、USBポート交換といっても同じUSBポート部品を入手する必要があるのです。
入手難易度が難しいUSBポートもあります。