MacBook Air 水没　洗浄とスイッチ作成で復活　修理しました。

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MacBook Air 水没　洗浄とスイッチ作成で復活　修理しました。

投稿日：2021年08月23日

ルキテック【パソコン修理データ復旧サポートセンター】　橘＠大阪＠本町です。

パソコンが水没して電源がはいらないとのことで青森県よりお送りいただけました。
修理のご依頼をいただきありがとうございます。
洗浄をおこない電源がはいるようになりご返却しました。

MacBook Air (13インチ, Early 2015) A1466 MJVG2J/Aです。

分解して水没状況をみるとバッテリー部分にサビが発生しています。

よく見るとトラックパッド部分のビスなどが錆びてバッテリーに付着していました。

トラックパッドを取り外したので液晶パネルが丸見えですが洗浄します。
ロジックボードまで取り外して、一緒に洗浄します。

洗浄が終わり電源を入れてみましょう。
スイッチオン！！！
駄目です…電源が入りません。
テスターでロジックボードの電圧を測ってみましたが正常でした。
もしやスイッチの故障かと、ロジックボード上の端子をショートさせると電源が入りました。
キーボードの故障です。
水没のときに故障したようで電源スイッチはキーボードと一緒になっています。
電源ボタン入れるにはキーボード交換しか方法がありません。
お客様に洗浄とキーボード交換のお見積りをご案内しましたが、キーボード交換までは予算が無いとのことでした…

そこで提案いたしました！
キーボードは壊れているのでUSB接続いただき、スイッチは作る方法です。
それでお願いしますとのことでご了承をいただきました。
では早速スイッチを作成します。

ちょっと難易度が高く、MacBook Airをカバンに入れて持ち運ぶそうなので、大きなスイッチを取り付けると負荷がかかり壊れそうなので出っ張りの少ないスイッチを取り付けます。

壊れてしまった電源ボタンはキーボードの右上にありますが、使えないのでスイッチを別に作成します。