パソコン修理専門店 ルキテック 橘@大阪@本町です。
業務サーバーが起動しないとのことで、大阪府四條畷市よりお持ち込みをいただきました。
特殊なソフトが入ってるそうで、代替ができず毎日使用するそうです。
Dell PowerEdge SC 420です。
マザーボードを目視すると多数のコンデンサが液漏れ・膨張しております。
起動することはするのですが、ハードディスクもデグレードのようで…
いろいろと怪しいのでお預かりのうえ診断しました。
マザーボード上のコンデンサを確認すると酷い液漏れですね。
マザーボードを取り外し、問題のあるコンデンサをすべて新品の日本製コンデンサに交換します。
どうせ交換するなら信頼性のあるものがいいので、日本製コンデンサに交換しました。
再発防止のため、液漏れしていなくても同じ値のコンデンサはすべて交換します。
電源ユニット内部のコンデンサをチェックしましたが、問題無いと思われたのですが電源ユニット内部のファンから異音がしており、電源ユニットファンを新品に交換しました。
配線はハンダづけされていて、コネクタ形式ではないので抜き差しで交換はできないのですが、ニッパーでチョッキンと切断してハンダづけして耐熱テープで処理をしました。
異音は劣化のはじまりなので、いつファンが止まるかヒヤヒヤです。
新品に交換したので、冷却もバッチリ。
ハードディスクをのRAID状態を確認するとデグレード…劣化してますね。
RAID崩壊しています。
RAID1なので、片方のハードディスクが故障していても起動するのですがデグレードモードでは使い続けると破損のおそれがあるため新品のハードディスクでRAIDを再構築します。
2本とも同じ時期のハードディスクなので、片方だけ交換しても同じだけ稼働しているのでもう片方のハードディスクも時間の問題のため両方新品に交換しました。
ユーリティリーに入りRAIDの状態を見ると、問題のあるハードディスクがグレー表示されています。
起動時 CTRL+AでCERC SATA 2S Controller からRAIDを再構築します。
Western Digital WD400 ハードディスクが2台搭載されておりました。
RAID構成はRAID1でした。
40GBのSATAハードディスクを調達したいのですが、もうかれこれ何年前に製造のうえ流通していたハードディスクでしょうか。
調べると2009年あたりなので、古い…
現在は流通ておらず調達は難しいので、500GBのハードディスクを40GBに加工して認識させました。Windows 2000はパーティションの壁という問題が存在し128GBytes以上を未加工では認識しない問題があります。
ファームウェアを加工して500GBを40GBに制限をかけて40GBのハードディスクに仕立てました。
これでWindows 2000のパーティション問題は解決しました。
新しいハードディスクは東芝 DT01ACA050 500GBを選定。
RAIDを再度構築します。
RAID1 デグレードモードからデータ復旧を行いリビルドしました。
HEALTHY(元気)と表示され問題なくHDDも40GBでRAID1でリビルド再修理出来ました。
問題なくDELLのロゴもできて、CMOS電池が切れていたので新品に交換してBIOSの設定を行いました。
Windows 2000 Server がバッチリ起動しました。
ハードディスク、コンデンサ、電源ユニットファンを新品に交換しました。
メモリ・CPU・ファン・負荷試験など厳しい検査を行い問題の無いことが確認できましたので無事修理が完了です。
サーバーは24時間365日連続稼働させる厳しい環境を求められるので、長く動作するようメンテナンスしました。
ホコリがあちこち大量につまっていたので、掃除はもちろんのことCPUグリスも塗り直しました。
ルキテック【パソコン修理データ復旧サポートセンター】
月ー土曜日 9:00-18:00
当社のアクセス
大阪地下鉄御堂筋線「本町駅」2 番出口もしくは「淀屋橋駅」11番出口より徒歩8 分です。
困ったらまずお電話をお気軽にお問い合わせくださいませ。
パソコン修理・データ復旧のご相談・御見積のご依頼は、
パソコン修理専門店 ルキテック 06-6484-6102
データ復旧のご相談は・お見積のご依頼は、
データ復旧専門店 データハンター 0120-937-202
LINE@はじめました。
お得なクーポン配布予定です。