ルキテック【パソコン修理データ復旧サポートセンター】 橘@大阪@本町です。
充電ができないとのことで三重県よりお送りいただけました。
ありがとうございます。
マザーボードの故障のためマザーボード自体を修理してご返却いたしました。
Lenovo ThinkPad E15 Gen 2をお預かりしました。
Type-Cの充電器を差し込んでも充電ランプが点灯せず充電ができません。
コネクタを目視しても、内部の端子が曲がっていたり焦げたりはしておらず問題なさそうです。
早速分解して充電できない原因を探すため診断してみましょう。
ボトムケースを開けるとマザーボードが見えます。
Type-Cコネクタの不良かどうかを診断します。
充電できない原因をまとめていうとマザーボードの故障です。
こまかな原因は下記の3つ。
LenovoではType-Cの故障はマザーボード(メーカーではメインボードと呼ぶ)まるごとの交換で修理しています。
Type-Cのコネクタはマザーボードと一体になっているため、まるごとの交換になります。
マザーボード自体の部品代が高額なため修理代が高くなりますが、ルキテックではマザーボード自体の故障箇所をピンポイントで修理して修理代を安く抑えて修理します。
故障箇所を探します。
Type-Cポートは正常でした。
コネクタの半田浮きも無いしコネクターの内部端子もしっかりしています。
これだと不良箇所が無いので修理はお手上げ。。。となるのですが、今回の故障雨の原因はType-Cの電源を管理しているICの故障が原因でした。
早速交換に取り掛かります。
指し示ししているのがType-C電源管理ICで、その部品自体の故障でした。
BGAタイプのため、はんだごてでは外せないため380度で3分ほどホットエアーで取り外します。
うまく取り外さないとランドパターンが剥がれてしまい再起不能になるので温度管理と繊細な作業が必要です。
QFNチップ電源管理ICを取り外しました。
はんだづけするパターンをランドパターンと呼びますが、QFNチップの取り外しに失敗するとパターンが剥がれてしまいます。
そうなっては何のために修理しているかがわからなくなるので難しい修理です。
外したあとも、剥がした後に残った半田を除去しようとすしてハンダ吸い取り線を使うとパターンが剥がれてしまう可能性もあります。
新しい電源管理ICをホットエアーを使ってはんだづけします。
取り寄せた新しいチップです。
在庫するため余分に発注しました。
無事半田付け完了しました。
もとのように組み立てて電源がはいるかどうか見てみましょう。
本体を組み立てる前に、仮組みで電源がはいるか見てみましょう。
マザーボードにバッテリーを取り付けてType-Cコネクタを差し込んで見ます。
お!充電ランプがオレンジ色に点灯しました。
充電が始まりました。
CPUが発熱しているので電源がはいっているようです。
もとどおりに組み立てて充電が完了するか見てみました。
充電が満タンになりました。
電源が入るかスイッチ・オン!
ばっちり電源が入りました!
マザーボード修理成功です!
これで修理が完了ではなく、各種動作検証を行います。
Lenovoは検査ツールが搭載されていてLenovo DIAGで検査を行います。
検察ツールでは検査出来ない項目もありますが、そこは人が行います。
すべて問題が無いことが確認出来ました。
マザーボード修理で無事修理が完了しました。
修理をさせていただき感謝!!
ありがとうございます!ご依頼ありがとうございます。
気持ちを込めてパソコン修理と清掃をしました。
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