ThinkPad X1 Carbon Gen 6　電源が入らない・充電が出来ない　 TYPE-Cコネクタ交換　マザーボド修理しました。

ルキテック【パソコン修理データ復旧サポートセンター】　橘＠大阪＠本町です。

 全く電源が入らないとのことで大阪市よりパソコン修理のご依頼をお送りいただけました。
ありがとうございます。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 6をお預かりしました。
電源が全く入らないとのことで、故障箇所の診断を行いました。
見てみるとTYPE-Cの端子部分が破損していました。
TYPE-Cコネクタ破損です。

TYPE-Cコネクタは表裏が無く差し込んでも充電がはじまりますが、内部では合計24ピン（24箇所）接続されています。
TYPE-Cコネクタが破損すると充電も出来なくなり、電源供給も出来ないので交換します。

 Type-Cコネクタは２４本のピンがハンダ付けされているため交換の難易度は高いです。
手前の12ピンは見えているのではんだ付けできるのですが、奥の12ピンは見えておらずはんだ付けすることが不可能です。
よって、24ピンともハンダ付けするには技術が必要なんです。
そこは熟練の技術ではんだ付けします。

 Type-Cコネクタを取り外しました。

 Type-Cコネクタの裏側ですが24ピンのコネクタがあります。

Type-Cコネクタの内部が破損してます。
新品のコネクタに交換します。

 無事はんだ付けが完了しました。

さて、充電が始まるかコネクタをType-Cコネクタに充電器を差し込んで見ます。
充電ランプが点灯しバッチリ充電が始まりました。

破損したコネクタです。
内部の端子が破損していてつないでも受電が始まらない原因がこの端子でした。
新品に交換したので問題ありません。

 入念に各種動作検証を行います。
すべて問題なく無事動作していることが確認出来たので組み立てます。

 Type-Cコネクタ交換修理完了です。
メーカーでは交換してくれないType-Cコネクタ破損の場合はシステムボードというメインの基板まるごと交換での修理になりますが、ルキテックではピンポイントでType-Cコネクタを交換して修理しております。

 Type-Cコネクタ交換修理ならルキテック

  Type-Cコネクタの交換はマザーボード修理の分類に入ります。
Type-Cコネクタ交換修理の概要はこちら

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