パソコンの大切なデータをなくさないために、さまざまな記録媒体に保存している人は非常に多いのではないでしょうか。
そのなかでも、とくに人気があるのがUSBメモリです。
しかし、USBメモリに保存していたデータが何かの拍子で消えてしまい、パニックになったケースもあるはずです。
そこで今回は、USBメモリは復旧できるのか、復旧できるとすればどういう手段を取るべきなのかをお伝えしますので、参考にしてみてください。
さまざまな記録媒体があるなかで、なぜUSBメモリがよく利用されているのでしょうか。
一般的にパソコンなどのデータを保存する場合は、ハードディスクやSDカードに保存する方法があげられます。
ですが、ハードディスクはいざというときに持ち運びが難しいですし、SDカードは持ち運びに便利ですが、小さすぎて紛失してしまう可能性があります。
その点、USBメモリはほどよい大きさですし持ち運びに便利というメリットがあります。
実はUSBメモリも機械ものですから、何かの拍子に作動しなくなることがあります。
その理由について見ていきましょう。
USBメモリは、利用するたびにパソコンの端子と抜き差しを繰り返すため、年々劣化していくものです。
しかも、USBメモリ側の端子だけではなく、パソコン側のコネクタも同時に劣化していくため、USBメモリだけが原因になるわけではありません。
もし、コネクタや端子が認識されないようであれば、ほかのUSBポートに接続してみましょう。
それでも認識しない場合は、USBメモリが壊れている可能性があります。
USBメモリも機械ですから、いつかは寿命がやってきます。
パソコンのUSBポートに差し込んでみて、認識はするがアクセスができない場合はメモリの寿命が疑われます。
一般的にUSBメモリの寿命は、方式にもよりますが短くて2年程度で、長くても10年くらいです。
また、寿命以外にも書き換え頻度の回数が多ければ多いほど壊れる可能性が高くなります。
USBメモリを使い倒していたとしても、今日明日に当然寿命を迎えるわけではありませんが、書き込み不良が多くなってきたのであれば要注意です。
USBメモリの反応が悪いと感じた場合、接続先のパソコン側の不具合も考えるべきです。
たとえば、ドライバが正しくインストールされていないと、そもそも認識してくれないため読み書きができません。
その場合は再度、ドライバのインストールを行うことで改善される可能性があります。
では、もしUSBメモリが壊れてしまい大切なデータを失ってしまった場合、どうにかして復旧はできるのでしょうか。
答えはYESです。
USBメモリの障害にはおおきくわけて2つの種類があります。
それは物理障害と論理障害です。
論理障害とは、物理的に破損していない障害のことを指します。
たとえば、誤った操作によりデータを削除してしまったり、ファイルシステムの破損だったりが該当します。
論理障害の場合は、やはり何らかの操作ミスによっておきることが多いため、よくあるトラブルです。
必要だったファイルやフォルダを、間違って削除してしまうことや、古いデータを新しいデータに上書きすることは、常に起こりえることです。
また、意外かもしれませんがウイルス感染によってデータが削除されたり破損されたりする場合もあります。
USBメモリの物理障害とは、機械破損による故障のことを指します。
たとえば、経年劣化による故障や落下、水没、本体を折る、曲がるなどUSBメモリを壊してしまうことが物理障害に該当します。
USBメモリが正常に読み込んでくれないと、なんとか復旧したいと試みるものです。
ですが、何も考えずにあれもこれもやってしまうと、余計に復旧できなくなるので注意が必要です。
USBメモリに異変を感じた場合、新しいデータは保存できるのかどうかを試したくなることがあります。
しかし、データを上書きしてしまうと古いデータが復旧できなくなる可能性が高くなるため、上書きしないでおきましょう。
むしろ、USBメモリに異変を感じてデータを復旧したいのであれば、何も触らずにプロにお任せするべきです。
フォーマットとは、コンピュータ用語ですと初期化のことを指します。
つまり、今あるデータをUSBメモリの購入時に戻してしまうため、復元することが難しくなってしまいます。
USBメモリの調子が悪いからと言って、むやみにフォーマットをしてしまうと復元できなくなる可能性があるため、無理に実行しないようにしましょう。
また理論障害が発生した場合、エラーメッセージで「フォーマットしますか」と表示されますが、絶対にフォーマットしないようにしてください。
USBメモリの接触が悪いと感じた場合、パソコンのUSBポートに抜き差しを繰り返してしまうことがあります。
たしかに、抜き差しをすることでデータを読み込んでくれることもあるでしょう。
ですが、パソコンから無理やり抜いたり、抜き差しを何度も行ったりすると、端子が余計に壊れてしまうため、今以上に悪化することも考えられます。
USBメモリの調子が悪い場合、どこに原因があるのかを確認しておけば少しは安心できるはずです。
まず、USBメモリの外側に異常がないかどうかを確認してください。
たとえば、USBメモリに傷がある、曲がっている、錆びているなどが確認できたら物理的に壊れている可能性があります。
USBメモリに異常がなくても、パソコンに問題があるかもしれません。
その場合は、UBBメモリを認識しているかをデバイスマネージャーで確認しておくことが重要です。
同じパソコンのUSBポートを利用している場合、もしかしたらUSBポートの接触不良の可能性もありますし、USBメモリがダメな場合があります。
そういうときは、他のUSBポートや別なパソコンがあればそちらにも接続をしてみてどうなるかを確認しておくと、どれが悪いのかがはっきりします。
ただし、過度にUSBメモリを抜き差ししてしまうと、余計に状態が悪化しますのでほどほどにしてください。
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