ルキテック【パソコン修理データ復旧サポートセンター】 橘@大阪@本町です。
iMacの画面が映らないとのことで東京よりiMacの修理を宅配便でお送りいただきお預かりしました。
画面を取り外そうとしたとき、コネクタに負荷がかかり壊れてしまい画面が映らなくなったそうです。
お客様で修理のため、はんだ付けしようとしたところコネクタが1本折れて破損させてしまったそうです。
新品のコネクタを取り付けてロジックボードを修理し画面が映るよう修理しました。
iMac (27-inch, Mid 2010)
ロジックボードのディスプレイコネクタを見てみましょう。
破損が無さそうに見えるのですが、よく見ると1ピンが折れて無くなってます。
赤枠部分です。
ピンが折れているだけでは無く、はんだ付けするパータンのランドも無くなってます。
これでは、はんだ付け出来ませんね。
コネクタを触るとグラグラです。これは機構がもうだめになっているので無理やりつなげてもショートのもとになります。
スポットコネクタが抜けてしまいます。
故障したコネクタの除去を行います。
32ピン+2 合計34ピンあります。
ランドの無くなったPINを回路図を見て見ましょう。
ディスプレイコネクターはJ9002になります。
折れたピンの回路がどこと繋がっているか回路図を見て確認します。
回路図を見ながら回路を追いかけていきます。
はんだ付けのランドのパターンが無くなっているため、通常ではハンダづけは出来ないし、繋がないと復活しません。
どうやって修理するかというと無くなったパターンの行き先の部品と新しいコネクターをワイヤー線をハンダづけで繋ぎます。
回路図があればどこに繋がっているか一目瞭然ですが、回路図がない場合はロジックボードは黒色の塗料で塗られていてパターンが目視で追いにくいのですが、良く見れば見えると思います。
折れたピンのすぐ下のスルーホールと繋がっているようなので、ジャンパー線をハンダ付けして繋げました。
グランドには落ちていないない重要なPINですね。
ジャンパー線をはんだ付けしますが距離が短いため、はんだの反対側に熱が伝わりはずれてしまいますが小手先を極細に変えてはんだ付けしました。
新品のコネクタに交換。ジャンパー線でつけた箇所は衝撃で外れたり折れないようにコーティングで補強します。
ロジックボード修理できました。
ケーブルを取り付けてもガッチリバッチリと接続出来ました。
もとどおりに組み立てて動作検証します。
電源を入れてみましょう。
スイッチオン!!ジャーン!
画面が白く点灯しリンゴマーク!!おーっと来たーーー!直りました!!
嬉しいです!
これで直ったと喜ぶわけには行かず各種動作検証を行い他に故障箇所が無いのか入念に検査します。
各種動作検証も問題無く無事修理が完了しました。
ロジックボード交換の部品代だけでも高額になってしまうところ破損した部分をピンポイントで修理するのでお安く修理出来るのです。
お困りの場合は是非お問い合わせくださいませ。
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