本日は起動しなくなったパソコンの修理。SONY VAIO VGC-HX62B7 のコンデンサを交換します。このパソコン、2004年9月発売。7年目です。
現象を早速確認して参ります。
OSをインストールしようとしても原因不明で途中で止ってしまいます。こういう場合はCD/DVDドライブを試験用のドライブに取替えて試してみます。しかし試験用ドライブでもインストールが途中で止ります…ダメなら次の手!CD起動できるUbuntuで起動を試みますが、残念ながら途中で止まります…(汗
さては・・・と思い、マザーボード上のコンデンサを見ていくと、液漏れや膨れがあるコンデンサが。メモリスロット付近やCPUの周りにもございます。
あ…ヒートシンクのフックも外れておりました。金具があったので問題なく半田ゴテでとりつけます。
合計15個のコンデンサを半田ごてを使って交換いたします。
6.3v 820uF 14本
6.3v 3300uF 1本
6.3v 820uFのコンデンサで異常がなさそうな物も再発防止・トラブル防止のため全て交換です。
最近は手慣れた物で、スパスパとコンデンサを交換できるようになりました。交換するには勿論マザーボードを取り外した状況で外していきます。
このコンデンサは特に亀裂が入り、目視でもダメですね…
さっそく計って見たいと思います。
・・・見事にゼロを示します(汗
完全な容量抜けですね。
無事に交換完了後起インストールも、すんなり完了してウィンドウズも起動いたしました。今回コンデンサ交換で修理完了いたしました。このようにコンデンサ交換で直るものは修理致します。メーカー対応だとマザーボードまるごと交換な対応がほとんどなので、とても高額な修理になってしまいます。
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