まずは電源ランプの状態で判別します。電源が入るか、電源は入るが最後まで立ち上がってこないかで判別が大きく異なります。
電源ランプが点灯せず、耳をすませて電源を入れても内部で電源が通じている気配がしない。この場合は内蔵の電源やマザーボードが故障している場合が多いです。パソコン自体の復旧は高度な技術が必要ですが、大切なデータは無傷なことがほとんどです。
コンセントの差さりがおかしくなってるだけということも意外と多いです。まずは違うコンセント穴に差し直してみてください。危ない話ですが、コンセント側の内部のプラスチックなどがいつの間にか破損していることが実際あります。
パソコンの電源を入れた時、モニターに全く反応が現れない場合。モニター側・接続ケーブル・パソコン内蔵のグラフィックボードのうちいずれかに問題がある可能性があります。ケーブルがしっかり接続されているか確認してください。それでも変わらない場合は当社で調査する必要があります。
この場合、パソコン本体側のハードディスク状態ランプが点滅しているかどうかを確認してください。ハードディスク状態ランプが点滅している場合は、画面に何も表示されてないだけで、パソコン本体は正常に起動している可能性があり、深刻な状態になっていないことが多いです。
グラフィックボードなどパソコン側に不具合がある可能性があります。念のため、接続ケーブルの差し込みを確認してください。
グラフィックボードにも問題はなく、電源は入るがOSが立ち上がらないというケースだと、原因がいろいろ考えられます。
青い画面が出て英語の羅列が表示されている場合や、20分・30分してもデスクトップ画面が、表示されないなどの考えられる原因としてはハードディスクのトラブルやOSの起動トラブルが原因となっている可能性があります。メーカーのロゴが表示された後Operating System not foundと出る場合は、
などの原因が考えられます。
ちょっとこわいのが、ハードディスクのトラブルに起因するケースです。この場合は、一刻も早くデータの確保と救出を行なう必要があります。調子が悪いなとのんびり考えながら、電源を入れたり切ったりしているうちに、ハードディスクが完全に壊れてしまうことがあります。そうすると、中に入っているデータを取り出すのは非常に困難になります。実際、当社への依頼でも、あとほんの少しだけ早くお電話をいただけていれば復旧できたはずの、残念なケースは多いです。
ハードディスクの復旧・バックアップなどお請けしてますので、まずはご相談ください。